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歯科コラム

歯周病と糖尿病の関係とは?歯医者が教える放置リスクと治療法

はじめに|歯の不調、糖尿病のせいかも?

朝起きたときの口のネバつき、歯磨き時の出血、そしてふとした瞬間に感じる口臭。さらには、なんだか歯がグラグラするような違和感まで。日々の忙しさに追われ、これらが「年齢のせい」と片付けてしまっていませんか?特に、もしあなたが糖尿病を患っているのであれば、それらの口の不調は、単なる気のせいでは済まされないかもしれません。歯周病と糖尿病は、お互いを悪化させ合うという「負の連鎖」に陥りやすい、密接な関係にあることが分かっています。

「糖尿病だから歯周病になりやすい」という話は聞いたことがあっても、具体的に何が起きているのか、どうすればこの負の連鎖を断ち切れるのか、ご存知ない方も多いのではないでしょうか。このコラムでは、歯周病と糖尿病がなぜ相互に影響し合うのか、そのメカニズムから、もし放置してしまった場合に全身に及ぶ深刻なリスク、そして最新の具体的な治療法やご自宅でできるセルフケアまで、歯医者の視点から分かりやすく解説します。ご自身の健康を守るために、ぜひ最後までお読みいただき、一歩踏み出すきっかけにしてください。

なぜ?歯周病と糖尿病に断ち切れない「負の連鎖」がある理由

歯周病と糖尿病は、それぞれ独立した病気でありながら、互いに悪影響を及ぼし合う「負の連鎖」の関係にあります。この関係性は、単に「糖尿病の人は歯周病になりやすい」とか「歯周病の人は糖尿病が治りにくい」といった単純なものではありません。両者が密接に影響し合い、一方の悪化がもう一方の悪化を招くという、まさに断ち切れないような悪循環を生み出すのです。

このセクションでは、歯周病がどのように糖尿病を悪化させ、また糖尿病がどのように歯周病を進行させるのか、その核心的なメカニズムを詳しく解説します。専門的な用語も使用しますが、それぞれの意味を丁寧に補足しながら、皆さんが理解できるよう分かりやすくご説明いたします。

歯周病が糖尿病を悪化させるメカニズム

歯周病が糖尿病を悪化させるメカニズムは、主に歯周病菌が引き起こす炎症反応が全身に広がることに起因します。まず、歯周ポケットと呼ばれる歯と歯ぐきの隙間で増殖した歯周病菌は、毒素を放出します。この毒素によって歯ぐきに慢性的な炎症が起こります。すると、炎症部位では「TNF-α(ティーエヌエフアルファ)」のような「炎症性サイトカイン」と呼ばれる物質が大量に産生されます。

これらの炎症性サイトカインは、血流に乗って全身へと運ばれます。全身に広がった炎症性サイトカインは、血糖値を下げる働きを持つホルモンである「インスリン」の働きを妨げてしまいます。このインスリンの効きが悪くなる状態を「インスリン抵抗性」と呼びます。インスリン抵抗性が高まると、膵臓からインスリンが分泌されても血糖値が十分に下がらず、結果として血糖コントロールが困難になり、糖尿病の症状が悪化してしまうのです。

糖尿病が歯周病を悪化させるメカニズム

次に、糖尿病が歯周病を悪化させるメカニズムを複数の側面から見ていきましょう。糖尿病による高血糖状態は、まず身体の免疫機能、特に白血球の働きを低下させます。白血球は細菌と戦う重要な役割を担っているため、その機能が低下すると、口の中にいる歯周病菌に対する抵抗力が弱まり、菌が繁殖しやすい環境が作られてしまいます。

さらに、高血糖状態が続くと、体内のタンパク質と糖が結合して「AGEs(エイジス:終末糖化産物)」と呼ばれる有害物質が生成されます。このAGEsが歯ぐきの組織に蓄積すると、組織にダメージを与え、炎症をさらに促進する原因となります。また、糖尿病は全身の血流に影響を及ぼし、歯ぐきの毛細血管にも血流障害を引き起こします。血流が悪くなると、歯ぐきの組織への栄養供給や酸素供給が滞り、組織の修復が遅れてしまうため、一度発症した歯周病の治りが非常に悪くなります。これらの要因が重なることで、糖尿病患者さんは歯周病が発症しやすく、さらに重症化しやすい傾向にあるのです。

歯周病は糖尿病の「第6の合併症」

歯周病は単に口の中だけの問題と捉えられがちですが、糖尿病患者さんにとっては、全身の健康を脅かす重大な合併症の一つとして医学的に認識されています。糖尿病の合併症としてよく知られているのは、視力低下を引き起こす「網膜症」、腎臓の機能が低下する「腎症」、手足のしびれなどを伴う「神経障害」の三大合併症です。

しかし、近年ではこれらに加えて、心筋梗塞や脳梗塞などの「大血管障害」、足の切断につながる「足病変」と並び、歯周病が「第6の合併症」として位置づけられるようになりました。これは、歯周病が糖尿病の血糖コントロールに悪影響を及ぼすだけでなく、全身のさまざまな疾患のリスクを高めることが科学的に明らかになってきたためです。特に糖尿病をお持ちの方にとって、歯周病の治療は、単なる口腔ケアではなく、全身の健康を守る上で非常に緊急性が高く、重要な課題であると認識していただく必要があります。

もしかして私も?歯周病のセルフチェックリスト

朝の歯磨きで出血したり、口臭が気になったりしていませんか?「忙しいから」と放置していませんか?歯周病は自覚症状が出にくい病気ですが、放置すると糖尿病を悪化させるだけでなく、さまざまな全身の健康問題を引き起こす可能性があります。以下の項目に一つでも当てはまる方は、ご自身の口腔状態を客観的に見つめ直し、早期の歯科受診を検討しましょう。

  • 朝起きたとき、口の中がネバネバする
  • 歯ぐきが赤く腫れている、または紫色っぽい
  • 歯磨きのたびに出血する
  • 口臭が気になる、または人から指摘されたことがある
  • 硬いものが噛みにくくなった
  • 歯が長くなったように見える、または歯と歯の間に隙間ができてきた
  • 歯と歯の間に食べ物が詰まりやすい
  • 歯がぐらつく、または噛むと痛みを感じる

これらの症状は、歯周病が進行しているサインかもしれません。特に糖尿病を抱えている方は、自覚症状が軽微であっても、歯周病が急速に悪化するリスクがあります。気になる項目がある場合は、自己判断せずに、一度歯科医院で専門的な診断を受けることを強くおすすめします。早期発見・早期治療が、大切な歯と全身の健康を守る第一歩となります。

【放置は危険】歯周病が全身に及ぼす深刻な影響

歯周病は、単に口の中だけの問題だと考えていませんか。実は、歯周病を放置することは、糖尿病の悪化はもちろんのこと、その他さまざまな全身疾患のリスクを高める、非常に危険な行為なのです。口の中で増殖した歯周病菌や、それによって発生する炎症物質は、血流に乗って全身へと広がり、体のあちこちに悪影響を及ぼします。これから、歯周病が引き起こす具体的な全身疾患について、詳しくご説明いたします。

糖尿病の悪化

歯周病が糖尿病を悪化させるメカニズムは、口の中で発生した炎症性物質が血流を通じて全身に運ばれ、インスリンの働きを阻害することにあります。しかし、この負の連鎖は断ち切ることが可能です。適切な歯周病治療を行い、口の中の炎症を抑えることで、インスリンが効きやすくなり、血糖コントロールが改善したという研究報告も多数あります。これは、歯周病治療が糖尿病の管理において非常に前向きな役割を果たすことを示しています。

心臓病・脳梗塞のリスク上昇

歯周病は、心筋梗塞、狭心症といった心臓病や、脳梗塞などの脳血管疾患とも深く関連していることが分かっています。歯周病菌が作り出す炎症性物質が血管の壁に付着すると、動脈硬化を促進する「プラーク(粥状硬化巣)」の形成や不安定化を引き起こします。これにより、血管が詰まったり、プラークの一部が剥がれて血栓となり、心臓や脳の血管を閉塞させるリスクが高まるのです。実際に、歯周病を持つ人はそうでない人に比べて、心臓病のリスクが約2.8倍高まるというデータも報告されており、決して無視できない関連性があることがわかります。

誤嚥性肺炎の原因に

特に高齢者の方にとって、誤嚥性肺炎は命に関わる重篤な病気です。この誤嚥性肺炎も、歯周病と深く関わっています。食事や水分を飲み込む際に、誤って唾液や食べ物が気管に入ってしまう「誤嚥」が起こることがありますが、このとき、口の中にいる歯周病菌が一緒に肺へと流れ込んでしまうことがあります。肺に到達した歯周病菌は増殖し、肺炎を引き起こす原因となるのです。口腔ケアを徹底し、口の中の歯周病菌を減らすことは、誤嚥性肺炎の予防に直結します。全身の健康維持のためにも、日頃からの丁寧な口腔衛生が非常に重要な役割を果たすと言えるでしょう。

糖尿病を持つ方のための歯周病治療|進行度別の流れと方法

歯周病の治療と聞くと、どのような処置を想像されるでしょうか。特に糖尿病をお持ちの場合、通常の治療とは異なる点があるのか、不安に感じられるかもしれません。糖尿病患者さんの歯周病治療は、血糖コントロールの状態を常に考慮しながら慎重に進める必要があります。

しかしご安心ください。歯周病治療は、その進行度合いによって様々なアプローチがあります。一般的には、まずお口の基本的な清掃から始める「歯周基本治療」を行い、それで改善が見られない場合に、より専門的な「歯周外科治療」へと進みます。このセクションでは、糖尿病をお持ちの方が安心して治療を受けられるよう、それぞれの進行度に応じた具体的な治療法と流れを分かりやすく解説していきます。

治療の第一歩は医科(内科)との連携

糖尿病をお持ちの方の歯周病治療において、最も重要となるのが、かかりつけの内科医との密な連携です。歯科治療を行う際には、患者さんの現在の血糖コントロールの状態を正確に把握しておくことが不可欠だからです。歯科医師は、治療を安全に進めるため、内科医へ患者さんのHbA1c(ヘモグロビン・エーワンシー)の数値や全身状態について問い合わせを行い、情報共有を図ります。

この連携により、抜歯や外科処置が必要な場合でも、適切なタイミングで、血糖値に配慮した安全な治療計画を立てることが可能になります。患者さんにとっては、歯科と内科が情報を共有し、一体となって治療を進めてくれる安心感につながります。ぜひ、信頼できる歯科医院を選ぶ際には、医科との連携体制が整っているかどうかを確認してみてください。

【初期】歯肉炎:歯周基本治療
歯周病の最も初期段階が「歯肉炎」です。この時期は、歯ぐきだけに炎症が起きている状態で、まだ歯を支える骨が溶ける前の可逆的な段階にあります。この段階で適切な治療を行えば、健康な歯ぐきを取り戻すことが十分に可能です。歯肉炎の治療は「歯周基本治療」が中心となります。具体的には、患者さんご自身で行う「セルフケア」、つまり正しい歯磨きの方法を習得していただくこと、そして歯科医院で行う「プロフェッショナルケア」として、歯垢や歯石の徹底的な除去が挙げられます。歯科衛生士による丁寧なブラッシング指導も行われ、ご自宅でのケアの質を高めることで、炎症の改善を目指します。

【中期】軽度~中等度歯周炎:歯石除去(スケーリング・ルートプレーニング)
SRPは、一度に口腔内全ての歯を治療するのではなく、通常、お口の中を数ブロック(4〜6ブロック程度)に分割し、数回に分けて計画的に行われます。これは、一度の治療における患者さんの身体的・精神的な負担を軽減するためです。
「スケーリング」とは、超音波スケーラーや手用スケーラーという専用の器具を使って、歯の表面や歯周ポケット内部の歯石を除去する処置です。「ルートプレーニング」は、さらに深い歯周ポケットの奥深くにある歯根の表面に付着した歯石や細菌に汚染されたセメント質を取り除き、歯根面を滑らかに仕上げる処置です。これにより、細菌が再び付着しにくい状態を作り出します。これらの処置は、お口の状態によって数回に分けて丁寧に行われるのが一般的です。

【重度】重度歯周炎:歯周外科治療・再生療法
歯周基本治療を続けても改善が見られず、深い歯周ポケットが残ってしまったり、歯を支える骨の吸収が大きく進んでしまったりした場合には、「歯周外科治療」が必要となることがあります。この段階では、外科的なアプローチによって、歯周病の進行を食い止め、失われた組織の再生を目指します。
具体的な治療法としては、歯周ポケットの深さを減少させるために、歯ぐきを切開して病巣を目で確認しながら徹底的に清掃する「歯周ポケット掻爬(そうは)術」や「フラップ手術」などがあります。さらに、失われた歯槽骨や歯根膜といった歯周組織を回復させるための「歯周組織再生療法」も選択肢の一つです。これは、GTR(組織誘導再生)法や、エムドゲインと呼ばれる歯周組織再生材料を用いた方法などがあり、骨の再生を促します。
ただし、外科治療を行う際には、糖尿病患者さんの血糖コントロールが良好な状態であることが非常に重要です。事前に内科医と連携し、安全に治療を進められる状態であることを確認した上で実施します。

治療にかかる期間と費用の目安

歯周病治療にかかる期間と費用は、病状の進行度合いやお口の状態、選択する治療法によって大きく異なります。あくまで一般的な目安ですが、初期の歯肉炎で歯周基本治療のみであれば、数回の通院で完了し、保険適用の場合、費用は数千円から1万円程度で収まることが多いです。

中等度から重度の歯周炎の場合、スケーリングやルートプレーニングに加え、必要に応じて外科治療に進むと、治療期間は数ヶ月から半年以上かかることもあります。費用も、保険診療が適用される処置が多いですが、再生療法など一部の先進的な治療では自費診療となる場合もあります。そのため、トータルの費用は数万円から数十万円になるケースもあります。治療開始前には、必ず歯科医師から詳しい治療計画と費用について説明を受け、納得した上で治療を進めるようにしましょう。

負の連鎖を断ち切る!今日から始めるセルフケアと予防法

歯科医院での専門的な治療と並行して、ご自身で行う日々のセルフケアは、歯周病と糖尿病の悪循環、すなわち「負の連鎖」を断ち切るために欠かせません。治療で一時的に改善しても、毎日のケアがおろそかになると、すぐに再発してしまうのが歯周病の厄介な点です。しかし、ご安心ください。今日からでも始められる効果的なセルフケアと予防法を知り、実践することで、ご自身の健康を積極的に守っていくことができます。このセクションでは、実践的な内容を通じて、皆さんが前向きに口腔ケアに取り組めるよう、具体的なポイントをお伝えします。

糖尿病患者さんが意識すべき歯磨きのポイント

歯磨きは毎日行う基本的なセルフケアですが、糖尿病の持病がある方は、いくつか特別な注意点があります。まず、歯ぐきは傷つきやすくデリケートな状態になっていることが多いため、毛先の柔らかい歯ブラシを選び、力を入れすぎないように「軽い力」で磨くことを心がけてください。ゴシゴシと強い力で磨くと、歯ぐきを傷つけ、かえって炎症を悪化させる原因にもなります。

効果的な磨き方として「バス法」を推奨します。これは、歯ブラシの毛先を歯と歯ぐきの境目に45度の角度で当て、小刻みに優しく振動させるように磨く方法です。歯周病菌が最も溜まりやすい歯周ポケットの入り口付近をしっかりと清掃することで、炎症の原因となるプラークを除去できます。また、歯ブラシだけでは届きにくい歯と歯の間のプラークは、歯間ブラシやデンタルフロスの併用が不可欠です。これらの補助清掃具を正しく使うことで、歯周病の予防効果は格段に高まります。特に、就寝中は唾液の分泌が減り、細菌が増殖しやすくなるため、寝る前の歯磨きは時間をかけて丁寧に行うことが大切です。

食生活で気をつけるべきこと

食生活は、血糖コントロールだけでなく、口腔内の環境にも大きな影響を与えます。まず、血糖値を急激に上昇させる砂糖を多く含む菓子や清涼飲料水は、できるだけ控えるようにしましょう。これは糖尿病管理の基本であると同時に、歯周病菌の栄養源となる糖分を断つことにも繋がります。糖分を多く摂取すると、口腔内のpHが酸性に傾き、虫歯だけでなく歯周病菌の活動も活発化させてしまいます。

また、よく噛んで食べる習慣も重要です。咀嚼(そしゃく)をすることで唾液の分泌が促され、唾液に含まれる成分が口腔内の細菌を洗い流したり、酸を中和したりする「自浄作用」を高めます。さらに、歯ぐきの健康を維持するためには、ビタミンCやビタミンD、カルシウムなどの栄養素をバランス良く摂取することも大切です。例えば、ビタミンCはコラーゲンの生成を助け、歯ぐきの組織を強く保つ役割があります。これらの具体的なアドバイスを日々の食生活に取り入れることで、全身と口腔の両方の健康をサポートすることができます。

なぜ定期検診が重要なのか

歯周病は一度治療しても再発しやすい病気であり、特に糖尿病患者さんはそのリスクがさらに高まります。そのため、歯科医院での治療が完了した後も、良好な口腔状態を維持するためには定期的な検診が非常に重要です。定期検診の主な目的は、ご自身でのセルフケアでは除去しきれない「バイオフィルム」と呼ばれる細菌の塊を、専門的な機器(PMTCなど)を使って徹底的に除去することにあります。

また、定期検診では、歯周病の再発の兆候や、新たな問題の発生を早期に発見し、早期に対応することができます。これにより、症状が進行して大掛かりな治療が必要になる前に食い止めることが可能です。さらに、ご自身の口腔内の状態や変化に合わせて、より効果的なセルフケア方法について歯科衛生士から再指導を受けることもできます。このように、信頼できる「かかりつけ歯科医」を持ち、定期的にプロのケアを受けることは、長期的な健康維持と安心感に繋がり、忙しい日々の中でも安心して仕事や生活を送るための大切な支えとなるでしょう。

歯周病と糖尿病に関するよくある質問(Q&A)

歯周病と糖尿病の相互関係について、これまでのセクションでそのメカニズムやリスク、治療法、そして日々のケアの重要性をご理解いただけたことと思います。しかし、具体的な治療に関してや、ご自身の状況に合わせた疑問は尽きないかもしれません。ここでは、患者様からよく寄せられる質問にお答えする形で、さらに詳しく解説していきます。

歯周病の治療は痛いですか?

歯周病の治療に対して、「痛いのではないか」と不安を感じる方は少なくありません。しかし、ご安心ください。多くの歯周病治療では、麻酔を適切に使用するため、治療中に強い痛みを感じることはほとんどありません。例えば、歯周病の治療の基本となる歯石除去(スケーリング)では、歯ぐきの表面に塗るタイプの表面麻酔を使用したり、必要に応じて局所麻酔を施したりすることで、痛みを最小限に抑えながら処置を行います。

また、当院では超音波スケーラーを使用する際にも、患者様のご状態に合わせて出力を細かく調整するなど、痛みに配慮した治療を心がけています。深い歯周ポケットの奥の歯石を除去するルートプレーニングや、外科的な処置が必要な場合も、しっかりと麻酔を効かせますのでご心配はいりません。治療中の不安や不快感は、いつでも遠慮なく歯科医師やスタッフにお伝えください。患者様が安心して治療を受けられるよう、最大限の配慮をいたします。

血糖値がどのくらいだと治療に影響しますか?

糖尿病をお持ちの患者様の場合、血糖コントロールの状態は歯周病治療の成功に大きく影響します。一般的に、長期的な血糖コントロールの指標であるHbA1c(ヘモグロビンA1c)の値が7.0%未満に保たれていると、歯周病治療を比較的安全に進められることが多いとされています。しかし、この数値はあくまで一つの目安であり、患者様の全身状態、糖尿病の罹患期間、使用されている薬剤、治療内容によって最適な判断は異なります。

治療を安全に進めるためには、必ず歯科医師に糖尿病であることを伝え、現在のHbA1cの数値や服用している薬など、詳細な情報をお知らせください。必要に応じて、当院からかかりつけの内科医へ連絡を取り、現在の血糖コントロール状態や全身状態について連携を取りながら治療計画を立てていきます。自己判断で歯科治療をためらったり、糖尿病であることを申告しなかったりすると、予期せぬ合併症のリスクを高めることにもつながりかねません。医科と歯科が密に連携することで、より安全で効果的な歯周病治療を提供できるよう努めていますので、安心してご相談ください。

市販の歯磨き粉や薬で治りますか?

「歯ぐきの腫れを抑える」「殺菌効果がある」と謳われている市販の歯磨き粉や洗口液は、一時的に症状を和らげたり、口の中をすっきりさせたりする効果は期待できます。しかし、残念ながらこれらの製品で歯周病を根本的に治すことはできません。歯周病の主な原因は、歯周ポケットの奥深くにこびりついた歯垢(プラーク)や歯石、そしてその中に潜む歯周病菌です。

市販の製品に含まれる薬用成分は、歯周ポケットの奥まで浸透して歯石を取り除いたり、細菌を完全に死滅させたりするほどの効果はありません。歯周病を治すためには、歯科医院で専門的な器具を使って歯周ポケット内の歯石や細菌の塊を徹底的に除去する「スケーリング」や「ルートプレーニング」が不可欠です。これらの処置によって、歯周病菌が繁殖しにくい環境を整え、歯ぐきの炎症を抑えることができます。症状を放置すると、歯を支える骨が溶けてしまい、最終的には抜歯に至る可能性もありますので、市販品での自己判断に頼らず、早期に歯科医院を受診して適切な診断と治療を受けることが大切です。

まとめ:歯周病治療は全身の健康管理の第一歩。信頼できる歯医者へ相談しよう

これまでお伝えしてきた通り、歯周病と糖尿病は互いに悪影響を及ぼし合う「負の連鎖」の関係にあります。歯周病を放置することは、血糖コントロールをさらに悪化させるだけでなく、心臓病や脳梗塞といった重大な全身疾患のリスクをも高めてしまう、危険な行為に繋がるのです。

しかし、ご安心ください。適切な歯周病治療を行うことは、インスリンの働きを助け、血糖コントロールの改善にも繋がることが多くの研究で示されています。つまり、歯周病の治療は、単に口の中の問題を解決するだけでなく、全身の健康管理において非常に重要な、そしてポジティブな一歩となるのです。

口元の不調は、知らないうちに仕事やプライベートでの自信を少しずつ蝕んでいくものです。歯の健康を取り戻すことは、そうした不安から解放され、本来の自分らしさを取り戻し、日常を安心して過ごせるようになることに繋がります。一人で悩まずに、まずは「信頼できる歯医者」に相談することから始めませんか。それが、健康で充実した未来への確かな第一歩となるでしょう。

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監修歯科医師

医療法人社団デンタルケアコミュニティ

西新宿院院長

高瀬 陽子 歯科医師

 

 

【経歴】

2004年 昭和大学歯学部 卒業

2004~2010年 文京区法人 勤務

2010~2011年 港区法人 勤務

2013~2022年 新宿区法人 勤務

2022年~フォレストデンタル西新宿 勤務

2024年10月 フォレストデンタル西新宿院 院長就任

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